バズリズムを繰り返し見た結果、SPEEDを思った
バズリズムを必ず録画している。
おっさんがメインMCの番組でマギーさんのアシスタントっぷりを見ていると、この社会で若い女子がどう立ち回ればいいのかのヒントに満ち溢れてると思えるのでマギーさんメインで見ていて、どんなゲストが出るかはあまり関係ない。
Hey!Say!JUMPがゲストのこの日も、
この頃はまだ伊野尾さんのことを憎からず思っている程度で、まだ伊野尾さんが姫であることをあんまり分かっていなかったので、そんなに楽しみにもしていなくていつも通りぼんやりと録画したものを見ていた。
しかしなぜか分からないが
真剣サンシャインの安っぽい衣装でひょこひょこ動いてカメラに向かってニッコリする伊野尾さんをもう一回見たいという気持ちがざわざわと生まれて、
何度も何度もスキップを繰り返して真剣サンシャインを再生してしまった。
今こうして書くとなんか怖いが、
毎度毎度の早朝覚醒のしらーっとした独りの部屋で
テレビ画面に映る「痛々しい感じのきらきらハッピにきらきら腰ミノみたいな衣装でフニャッと笑う伊野尾さん」はものすごく魅力的で何度も見返さずにはいられなかった。
あれ?これはコンサートに行ってみるべきでは?と思った。
こんな感じで目が離せなくなったアイドルのコンサートに行って後々「行かなきゃよかった」と思ったことはない。
モー娘。のコンサート、あややのコンサート、SPEEDのコンサート…どれも年相応の趣味とは言えなかったし、立ち続けるのもしんどかったし…。
でも振り返ってみて、行けてよかったと思うものばかりだった。
SPEEDのドームコンサートのことを思い出したら、Hey!Say!JUMPのコンサートに行かないで終わる人生はまずい、と思えてきた。
元赤西担のヲタ家族に聞くとジャニーズのコンサートのチケットはファンクラブに入らないと決して取れないものらしい。
ハードル高いなああ〜どうしようかなあ〜と思う心にSPEEDの「Starting Over」が響いてきた。
あの時ドームで「Starting Over」を聴かなかったとしたら、今のあたしはあたしか?
目が離せなくなったものは観に行くべき、という結論が出た。
で「翌日即ファンクラブ入会!」とかだったらカッコよかったんだけど、
往生際が悪いあたしは何回か「ジャニーズのファンクラブに入るのやっぱ無理〜」ってなったりした後、ツアーの日程の発表があってやっとファンクラブに入った。
ヅカ仲間やあたしがジャニーズにハマったこと無いのを知ってる友だちに「なんで今更ジャニーズなの?」「何がきっかけでいのちゃんにハマったん?」と何度も聞かれるけど、マギーさんと早朝覚醒とSPEEDの話をするのがややこしくてうまく説明できていない。
繰り返し見てしまったバズリズムでの真剣サンシャインはまだハードディスクに残っている。
今見てもやっぱり目が離せなくなる中毒性の高さはあるけど、なんでこれを繰り返し見てしまってなんでSPEEDのことを考えたのかは分からない。
とにかくこの日から「姫のためなら死ねる生活」が始まった。
きっかけはうまく説明できないけど、ファンクラブに入れるぐらい背中を押してきたものの中に「えりちゃんの立候補」は絶対あったと思う。
今は今なんだ。
今魅力的なものを今観に行かなければ。
立候補されてからでは遅い。
早朝覚醒の独りの部屋の虚ろなあたしに「心のままに生きる」ことの大切さを伊野尾さんが告げに来たんだと思う。
伊野尾姫って多分天使なんじゃね?