ジャニーズの曲はiTunesでは買えないのだ
Hey!Say!JUMPの16枚目のシングル「真剣サンシャイン」は大好きな曲だ。
伊野尾姫の♪ゆいつむに〜♪が好きだ。
伊野尾姫の楽しくてタコ踊りみたいになっちゃうとこが好きだ。
圭人さんの♪なびかせ〜♪のはにかみが好きだ。
有岡さんの♪じゃじゃじゃじゃーんぷ♪が好きだ。
絶対エースの♪やっと見つけたマーメイド♡が好きだ。
「お前を守るよ」系のウザイ歌詞だけど、
結局日焼け止めクリームの擬人化だからあれこれ考えさせられずに済むとこも好きだ。
好きだからCDを買った。
なんせジャニーズの人たちはiTunesで曲を買うことができないミュージシャンなのだ。
驚きですよね?タカラヅカの曲はiTunesで買えるんですよ?
ジャニーズのCDはなぜか三種類ある。
初回限定盤1、初回限定盤2、通常盤だ。
伊野尾革命以前のあたしと初回限定盤の付き合いは
タカラヅカのCDで特典DVDがセットになってるの初回限定盤と付いてないキャトルレーブで見比べてどっちにしよっかなーと迷った挙句、
どうせDVDとか見ないし通常盤にしよう〜ぐらいの感じだった。
ヅカ本の付録のDVDも未開封にしたりするぐらい特典DVDに興味が薄いのだ。
しかしジャニーズの場合店頭に並んでから見比べて迷うみたいなゆったりした買い物はできないらしい。
ヲタ家族(元赤西担)によると、初回限定盤というものは予約してフラゲするものであって店頭に並ぶことはそもそも無いかもしれないものなんだそうだ。
そうなると
後でも買える通常盤、
待てばレンタル屋にも並ぶ通常盤、
を買うだろうか?いや買うまい。
後日結局あたしは3種類全部買ってしまうことになるのだが、
2016年5月のあたしはまだ同じCDのパターン違いを3枚買うとこまで吹っ切れていなかったので、初回限定盤のどっちを買うか考えた。
その頃のあたしは3種類あるって結局パッケージのデザイン違いとか特典ポスターが違うとかその程度の子どもだましなんでしょ?あたしは伊野尾姫のジャケ写の立ち位置がちょっと違うだけでフルコンプするほど浮かれてませんしなあ〜みたいな思い込みの中にいた。
しかしそこまでじゃなかった!
3種類はカップリング曲が別だった!
いくら何でもジャケ写違いなだけは今時無いのだった。
カップリング曲が別なら3種類買ってもいいのでは?と思わないではなかったが、
「ダイノ大人がだよ!」と脳内のミキティー!がブレーキをかけてきたので、初回限定盤1のみを買った。
初回限定盤1を選んだのは付属DVDのPVが学ランだったからだ。
あたしは学ラン萌えは無い。
むしろ学ランは苦手だ。
しかし全員が平成生まれとはいえ学ランを着るのはまあまあ羞恥プレイ要素が生じるお年頃のジャンプさんたちがあえての学ランをやってくれている、という、その雄姿を見届けたいという気持ちになったのだ。
「20代のジャニーズが学ラン着てきゃっきゃしてくれる」
ということをタカラヅカに例えれば
「男役10年を超えたイケジェンヌたちが揃ってつんつるてんの着物を着て生脚見せて子役をやってくれる」ようなものだ。
そんな「星逢一夜精神」をスルーするなんて人の道を外れてるよね?
伊野尾姫の25歳の学ランは妙に綺麗で羞恥プレイ感は全くなく、
他のジャンプさんたちも最年長の藪さんに至るまで普通にコスプレ感無く着こなしてしまっていて、気恥ずかしい気持ちはちっとも湧かなかった。
「星逢一夜」の子役シーン長っ!と思ってても結局泣かされてしまったように、普通に青春のきらめきを感じさせられてPV鑑賞を終えた。